京都市西京区　前田建築設計室　一級建築士事務所

前田建築設計室

【基本設計とは】

基本計画から導き出された方針や設計条件をもとに建築が可能となるように、より具体的な調査、打ち合せを進めます。耐震性や経済性の検討を行い構造種別工法を決定します。必要に応じ構造計算をし仮定の部材寸法を決めたりします。電力や通信の引き込み、上下水道、ガスの供給状況の調査し、必要に応じて関係機関と協議を行います。建築確認申請やその他の届け出に必要な法令上の諸条件について諸官庁（特定行政庁、消防、指定確認検査機関等）と事前に打ち合わせを行います。これらの結果を配置図、平面図、立面図、断面図、計画概要書等の基本設計図にまとめて行く作業を「基本設計」と呼びます。この作業を何度も繰り返し行い、意図する建築の実現のためのご提案を作成していきます。模型の精度や図面の内容もより具体的なものとなってきます。またこれらの作業と並行して、敷地の測量、レベル測量や建物の規模、構造種別に応じた地盤調査（スウェーデン式サウンディング試験やボーリング・標準貫入試験等）が必要になります。（調査費用は別途） 基本設計図が確定した時点で基本設計図に基づいて、建築工事に通常要する費用を計算し、工事費概算書を作成します。なお、ここで算出される工事費は工事請負契約時の請負金額を担保するものではありません。

戻る

ALLRIGHT　RESERVED　前田建築設計室